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【2種 高校】特別インタビュー(浜松開誠館高校)

2024/12/27

令和6年度全国高校サッカー選手権大会静岡県大会で準優勝に輝いた浜松開誠館高校サッカー部5名に特別インタビューを実施しました。今シーズンを振り返った感想や3・4種年代に関する内容など5項目に答えていただきましたので多くの方に読んでいただきたいと思います。

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藤田晃成(フジタコウセイ) 3年   ポジション  CB  

3種所属チーム 浜松開誠館中学校 

4種所属チーム  カワイ体育教室サッカークラブ   

①第103回サッカー選手権静岡県大会を振り返ってどのような大会となったか感想を教えてください。

心の底から悔しかったが、振り返ると一番大事な部分が欠けていたことを感じた大会となった。

決勝の静岡学園に対しては、絶対的に上回らなくてはいけない球際の争いや切り替えのスピードが、むしろ負けてしまい力の無さを実感した。また、プレー以外の人としての礼儀がまだ身に付いていない選手が多かったことや日常からちょっとした修正すべきことに目を瞑ってきてしまったことなどが結果として出たということを実感しました。この大会を通じて、これからの大学サッカー生活や社会に出た後につながる、人として一番大事な部分を身にしみて学ぶことができました。

②リーグ戦を振り返ってどのようなリーグ戦となったか感想を教えてください。

プリンスリーグ東海、静岡県AリーグともにW昇格できるチャンスを逃したリーグ戦となりました。

プリンスリーグ東海では目標としていたプレミアリーグ参入戦(プリンスリーグ東海で2位以内)に向けてトレーニングし、勝利という結果を重ねるとともに、静岡県Aリーグも結果として昇格圏内の2位で終えることができました。私は主に静岡県Aリーグでプレーしましたが、去年の残留争いではなく、上位争いができたことはとても良かったと思います。

③小学生のときはどのようにサッカーと向き合っていましたか?

好きなサッカーを楽しむことと、とにかく試合に出たいという気持ちで努力していたと思います。時には砂浜で厳しいトレーニングをすることもありましたが、練習内容に関わらずとにかく全力で取り組んでいたため、学年が上がるにつれて走力やタフさが身につくのを実感することができました。今それらの能力があるのも小学生の頃のおかげだと感じることがありとても感謝しています。

④中学生で身につけておけばよかったと後悔している能力があれば教えてください。

1対1の局面を個で剥がす技術とビルドアップ能力が身についていれば、プレーの幅がもっと広がっていたと思います。

⑤中学と高校のカテゴリーによるサッカーの違いについて感じたことを教えてください。

チームとしての戦術が明確にあることもそうですが、圧倒的に違うのは球際の攻防の強度とプレースピードだと思います。

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橘風芽(タチバナフウガ) 3年    ポジション  MF  

3種所属チーム 浜松開誠館中学校

4種所属チーム  芳川サッカースポーツ少年団 

①第103回サッカー選手権静岡県大会を振り返ってどのような大会となったか感想を教えてください。

優勝した静岡学園との力の差を痛感する大会となりました。

この大会でサッカーの力だけでなく、人としても一流でなければならないことに気づかされました。

②リーグ戦を振り返ってどのようなリーグ戦となったか感想を教えてください。

プレミアリーグ参入戦(プリンスリーグ東海2位以内)に行くことができるチャンスがある中でJユースチームに3連敗し、参入戦を逃す悔しいリーグ戦となりました。しかし、トレーニングでやっていることを発揮することができたり、良さを出せたりした部分もありました。

③小学生のときはどのようにサッカーと向き合っていましたか?

楽しくサッカーに向き合っていました。

④中学生で身につけておけばよかったと後悔している能力があれば教えてください。

ボールを止める技術と誰にも負けない大きな武器を身につけておけばよかったです。

⑤中学と高校のカテゴリーによるサッカーの違いについて感じたことを教えてください。

頭の違いだと思います。高校に入ると中学生のときに通用していた身体能力が通用しなくなります。その分少しのポジショニングが大切になってくるため、プレー中は常に考えることが大切になります。

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戸枝大燿(トエダタイヨウ)  3年    ポジション  MF  

3種所属チーム ジェファFC   

4種所属チーム  一之江キッカーズ   

①第103回サッカー選手権静岡県大会を振り返ってどのような大会となったか感想を教えてください。

とても悔しい大会となってしまいました。日常における自分たちの弱かった部分がピッチの上で現れてしまったと思います。チームとして大切にしてきた本質の部分が、形にはまってしまって出すことが出来なかったのが相手よりも劣っていた所だったと思います。

②リーグ戦を振り返ってどのようなリーグ戦となったか感想を教えてください。

プレミアリーグ参入戦(プリンスリーグ東海2位以内)への出場を争う中で、重要な試合が続く中で3連敗をしてしまいました。勝てていた時期に自分たちの弱さに気づけなかったことや勝ち点を落とすことの重大さに気づかされるリーグ戦となりました。

③小学生のときはどのようにサッカーと向き合っていましたか?

サッカーを楽しむことを考えていました。また、勝ちたいと思う気持ちでサッカーと向き合っていました。

④中学生で身につけておけばよかったと後悔している能力があれば教えてください。

身体的な特長(スピード・フィジカル・ステップなど)、勝負出来る大きな武器です。

⑤中学と高校のカテゴリーによるサッカーの違いについて感じたことを教えてください。

競技スポーツの違いや学校を背負って戦うことの重み、結果を出せなければカテゴリーが落ちる厳しい現実、日常がどれだけ大切であるかの気配りなどです。

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川合亜門(カワイアモン) 2年    ポジション  MF  

3種所属チーム 浜松開誠館中学校

4種所属チーム  浜松竜禅寺FC   

①第103回サッカー選手権静岡県大会を振り返ってどのような大会となったか感想を教えてください。

この大会期間でものすごく成長を感じることができ、成長のサイクルを掴むきっかけになった大会でした。オフザピッチでも1人の選手としてや人としても学ぶことが多かったです。

②リーグ戦を振り返ってどのようなリーグ戦となったか感想を教えてください。

各カテゴリーにおいて毎週のように公式戦を戦えることで、課題に対して実践の中でトライできたと思います。今シーズンは数字を残せなかったので来シーズンは数字にこだわり成長していきたいです。

③小学生のときはどのようにサッカーと向き合っていましたか?

負けることが嫌いだったので紅白戦でも練習試合でも勝つために全力でした。左足のキック、ドリブルといった特徴を伸ばす練習をしていました。

④中学生で身につけておけばよかったと後悔している能力があれば教えてください。

1つは走力で、中学時代が一番向上するのできつくても走っておけば後にそれが武器になります。

2つ目はキックで、ただキックが飛ぶというだけでなく、回転や弾道などこだわりを持って色々な球種を蹴られるようになった方が良かったと思います。

⑤中学と高校のカテゴリーによるサッカーの違いについて感じたことを教えてください。

中学では個の力でどうにかなっていたことが、高校では組織としてのプレーが重要で、チームとしてどう攻めてどう守るのか規律を守った上でその中でどれだけ個を出せるかだと思うのでプレーのタスクも求められていることも倍以上に増えたと思います。

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水谷健斗(ミズタニケント) 2年    ポジション  RWB  

3種所属チーム ヴィアティン三重U15  

4種所属チーム  長島中部SSS   

①第103回サッカー選手権静岡県大会を振り返ってどのような大会となったか感想を教えてください。

自分を成長させてくれた大会でした。決勝まで行き最高の舞台でプレーすることができましたが、何も良いプレーが出来なかったことが悔しいです。負けて学ぶことが多くあったので来年は必ずリベンジしたいと思います。

②リーグ戦を振り返ってどのようなリーグ戦となったか感想を教えてください。

チャンスを掴めなかったリーグ戦でした。首位に立ったり、12戦負けなしをできたりとプレミアリーグ参入戦(プリンスリーグ東海2位以内)に行ける可能性がありましたが、最後はそのチャンスを手放し続けてしまいもったいなかったです。

③小学生のときはどのようにサッカーと向き合っていましたか?

練習が楽しみでしかたなかったです。学校の休み時間にみんなを誘ってサッカーをするくらい好きでサッカーに没頭していました。

④中学生で身につけておけばよかったと後悔している能力があれば教えてください。

走力や対人の強さなど、フィジカルをもっと鍛えておけばよかったです。

⑤中学と高校のカテゴリーによるサッカーの違いについて感じたことを教えてください。

強度の違いを一番感じました。毎日の練習や試合で常にチーム内の競争があり、全員がフルパワーで取り組んでいます。チーム内の競争に生き残るためにも少しの隙を見せられない環境です。

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